Traveling Around India

インド旅行まとめ

仏教ゆかりの地をまわる!世界遺産ナーランダーと八大聖地ラージギル

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 こんにちは!

インドには仏教の八大聖地があり、これらの場所は今でも巡礼者をひきつけています。

今回は、かつて仏教の大学が栄えたナーランダーと、ブッダが修行に入った地ラージギルを紹介します。

 

 

仏教八大聖地とは

仏教八大聖地は、ブッダの生涯のうち、特に重要な出来事が起こったルンビニ、ブッダガヤ 、サールナート、クシーナガルの四大仏跡と、同じく仏教において意義深いとされるラージギル、サヘート・マヘート、ヴァイシャーリー、サーンカーシャの地を合わせた聖地の総称のことです。

 

ナーランダー

ナーランダーは、5世紀に建てられた仏教の大学ナーランダー僧院で栄えた町です。ナーランダー僧院は、世界最古の大学の1つで、7世紀に玄奘が訪れた時には1万人の学僧がいたとされ、当時世界最大規模の大学でした。12世紀にイスラム勢力に破壊されるまで、ナーランダー僧院は、インド仏教の重要拠点だったそうです。2018年には、「ビハール州ナーランダー・マハヴィハーラ考古遺跡」として、ユネスコの世界文化遺産に指定されました。

 

基本情報

名称

Ruins of Nalanda

営業時間

10:00~18:30

 

入場料

外国人600ルピー

*外国人でもAadhaar card(インド版マイナンバーカード)を使えばインド人料金になりますが、ここでは対応していないとのでした(粘って例外的に認めてもらいましたが)。

所要時間

約30分(関心度によって個人差があります)

 

 

行き方

パトナからバスまたはタクシー(タクシーで約2時間半)

*バスを利用する場合、パトナからビハール・シャリフに行き、ラージギル行きのバスに乗り換えるようなので、難易度が高そうです。お金は掛かってしまいますが、僕は車をチャーターし、ナーランダー・ラージギルを観光し、ブッダガヤに移動しました(4,050ルピー)。

備考

 近くに食事をとれそうなところはなさそうです。

*訪問時点の情報です。

 

 

実際に行ってみた

ナーランダー僧院の入口は、わかりづらいです。入口はチケット売り場(ナーランダー考古学博物館側)の道路を挟んだ反対側にあります。

 

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遺跡はGoogle Map 上でRuins of Nalanda と表示されている場所にあります。Google Map 上で Nalanda University と表示されている場所に行っても何もありませんのでご注意ください。

 

構内には、11の僧院と14の寺院跡が残っています。遺跡はきれいに整備されていて、かなり復元されているという印象です。

 

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イスラム勢力によって滅ぼされたためか、ブッダと思しきレリーフは破壊されています。

 

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裕福な子供たちが通う学校の遠足の行き先にもなっているようです。

 

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子供たちや引率の先生に見つかると、セルフィーを頼まれますので、根気強く応じるか、うまく回避してください。

 

ラージギル

ラージギルは、古代にマガダ王国の首都ラージャグリハがあった町です。ブッダが多くの説法を行った場所として知られ、仏教八大聖地の1つとされています。主な見どころは、ラトナギリ(多宝山)とグリッドラクータ(霊鷲山)ですが、少し離れたところに竹林精舎跡、温泉が湧き出るラクシュミー・ナーラヤン寺院もあります。

 

基本情報

名称

Ratnagiri (Viswa Shanti Stupa Rajgir)

営業時間

9:00~19:15

*ロープウェイは9:00~13:00、14:00~17:00

入場料

無料

*ロープウェイは往復80ルピー。

所要時間

Griddhakutaを含め約2時間(関心度によって個人差があります)

 

行き方

パトナからバス・電車またはタクシーか、ナーランダーからバスまたはタクシー(ナーランダーからタクシーで約1時間半)

*電車は1日3本で、バスを利用する場合、パトナからビハール・シャリフに行き、ラージギル行きのバスに乗り換えるようなので、難易度が高そうです。

 

備考

道中で良いレストランを見つけるのは難しいので、食べ物を持参するか、あらかじめ行きたいお店を探しておき、ドライバーに伝えるのが良いと思います。

*訪問時点の情報です。

 

 

実際に行ってみた

ラトナギリにはロープウェイで行くことができます。チケット売り場はこんな感じです。

 

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乗り場までの待ち時間は20分くらいです。並んでいると人々が割り込んで来ることがあるので、その時は毅然とした態度で対応します。

 

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ロープウェイはとてもスリリングです。高さではない恐怖を感じます。

 

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ロープウェイを降り、しばらく歩くとラトナギリに着きます。ここには、ヴィシュワ・シャンティ・ストゥーパがあります。

 

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来た道をロープウェイまで戻り、階段を下って分岐点を東に進むと、グリッドラクータがあります。

 

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ブッダが弟子たちに説法を行ったグリッドラクータは、ちょうど降っていた小雨と相まって、神秘的な雰囲気を醸し出していました。

 

山々に囲まれたこの場所で、ブッダやその弟子たちも同じ景色を見ていたのでしょうか。

 

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グリッドラクータからの帰り道では、多くの巡礼者たちとすれ違いました。

 

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移動について

パトナからブッダガヤへの移動(パトナ→ナーランダー→ラージギル→ブッダガヤ)の過程でナーランダーとラージギルに寄りましたが、車を1日チャーターして4,050ルピーでした。

パトナの Hotel Windsor にあるトラベルデスクを通じて、車の手配ができます。 

 

ちなみに、ブッダガヤ については、こちらにまとめています。

www.travelingaroundindia.com

パトナについては、こちらをご参照ください。

www.travelingaroundindia.com

 

それでは良い旅を!

 

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